コラム:英検の4級と5級は必要ない?
この記事は、(https://www.cotoba.co.jp/)の2020年2月20日に掲載したものです。
英検の4級と5級は必要ないって聞いたから、あたし受けへんねん。
こんなことを年に1、2回ですが言われることがあります。
実際はどうなのでしょうか?
僕の意見
僕としては、英検4級も5級も大事だと思います。
理由は2つです。
1つ目の理由:スモールステップ
1つ目の理由は、英検に限らず学習やスポーツというのは、スモールステップが必要だと思うからです。
手に届きそうなゴールを見つけて、そこまで頑張る。
そしてゴールまでいけたら、次のゴールを目指す。
英検3級をいきなり目指すのではなく、英検5級から小さいステップを踏んでいく。
そのために英検4級と5級は英語初学者にとっては良い目標になると思います。
2つ目の理由:成功体験
2つ目の理由は、早い段階から成功体験を味わうことができるからです。
学年、年代にもよりますが、まったく英語を始めたばかりの生徒でも比較的早く、資格を取得できるのが英検の特長です。
英検3級まで何もなく、今自分がどのレベルにいるかわからず、ひたすら見えないゴールを目指すよりも、一番近くにある5級を合格して嬉しい、だから4級も頑張る。
そして4級でも合格したいから頑張る。
気が付いたら3級まで到達していた。というのがいいなと思います。
まとめ
英語というのは、一見、短時間で身につくような誤解をされている方も多いのではないでしょうか?
それは、中学3年間、高校3年間の合計6年で、大学受験に臨んで、大学に合格することで、英語がマスターできた!これで英語の勉強は終了だ!みたいな風潮が・・・少なからず、あるのではないかなと思っています。
ただ、英語への向き合い方を間違えると、日本での6年間の英語の勉強は、海外での生活の半年くらいにも及ばないかもしれません。
それは圧倒的に、英語に触れる機会が少ないからです。
不自由なく英語ができるレベルは英検準1級以上。
>>「ことばのちから」のスクール検定 | 確認表 を確認する
いきなり英検準1級を日本の環境で挑戦するのは、学習者にとってはハードルの高いことだと思います。
だから、「ことばのちから」では、英検を受ける前のもっと前の段階からスモールステップで成長できるように工夫しています。
「小さなステップ」と「成功体験」を繰り返して成長してほしい、これが僕の考えです。
なるべく英語に触れる機会を作るために、これからも「ことばのちから」は、スクール生の方と共に成長していきます。
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