
【方法はこの2つ】アメリカ留学中のアルバイト事情
「留学中にアルバイトはできるの?」そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
実は、留学生が自由に働ける国はほとんどありませんが、条件を満たせばアルバイトが可能な場合もあります。
今回は、筆者が留学していたアメリカのアルバイト事情について詳しく解説します。
学生ビザ(F-1ビザ)と就労の制限
アメリカで留学する際、多くの学生はF-1ビザを取得して滞在します。
このビザでは基本的に就労が禁止されていますが、例外として特定の条件下で働くことが認められています。
① 学内でのアルバイト
F-1ビザを持つ留学生は、留学先のキャンパス内での仕事に限り、一定の条件下で働くことができます。
例えば、以下のような職種があります。
- 図書館や研究センターのアシスタント
- カフェやパブなどの飲食関連の仕事
- 大学院生であればティーチングアシスタント(TA)やリサーチアシスタント(RA)
筆者も大学院時代、ティーチングアシスタントのほか、大学の研究センターでの管理アシスタントや、パブのバウンサー、サンドウィッチ職人など、さまざまな仕事を経験しました。
② CPT(カリキュラー・プラクティカル・トレーニング)を活用する
学外での就労を希望する場合、CPT(Curricular Practical Training)を利用できる可能性があります。
これは、自分の専攻に関連する仕事で、学校が単位取得の一環として認めた場合に限り、学外で働くことができる制度です。
筆者の場合、音楽専攻だったため、オーケストラや教会での演奏の仕事をCPTを利用しておこないました。
CPTを利用する際は、以下のような手続きを踏む必要があります。
- クラスの担当教授の許可を得る
- 学校の留学生課で申請手続きをする
- 政府に必要な届け出をおこなう
CPTは正式な手続きを経る必要があり、許可なく働くことは違法となるため、必ず事前に確認しましょう。

まとめ
アメリカではF-1ビザの制限があるものの、学内の仕事やCPTを活用すれば、一定の条件下でアルバイトが可能です。
違法就労にならないよう、必ず大学の留学生課や教授と相談しながら適切な方法で働くことが大切です。
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