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「ESTA」と「eTA」って何? 留学生にも必要なの?

「ビザなしでアメリカやカナダに行けるって聞いたけど、本当に何も手続きしなくていいの?」
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。

実は、ビザが免除されている国の人でも、アメリカではESTA(エスタ)、カナダではeTA(イーティーエー)という事前申請が必要です。
これらはオンラインで簡単に申請でき、ビザなしでの入国許可を得るための制度です。

  • ESTA(アメリカ): アメリカに行くためには、ビザ免除の国から来た場合、ESTAを申請する必要があります。
    これは、90日以内の短期旅行(観光やビジネス)の場合に必要です。 →ESTA申請ページ(外部リンク・英語)
    オンラインで簡単に申請でき、アメリカ政府が旅行者の情報を事前に確認します。
  • eTA(カナダ): カナダも同じく、ビザ免除国から来た旅行者にはeTAを申請する必要があります。
    航空機でカナダに行く際には、搭乗前に申請しておくことが求められます。 →eTA申請ページ(外部リンク・日本語)

留学生にとっての必要性

留学生の場合、留学生ビザ(アメリカの場合F-1など)を取得する必要があるため、ESTAやeTAは基本的に必要ありません。
これらは観光やビジネスで短期間に渡航する人向けのシステムであり、長期滞在を目的とする留学生には関係ない場合がほとんどです。
ただし・・・。


筆者の経験談

私は、ESTAやeTAが必要ない時代からアメリカに住んでいたため、ある時日本に帰る際にカナダの空港を経由して帰るルートを選んだ際、カナダでeTAが必要だと知らず、慌てた経験があります(当日空港で申請しました)。
カナダ経由でアメリカに向かう際や、アメリカ経由でカナダに向かう際など、トランジットで空港を経由するだけでもeTAが必要です。
特に留学をする際、アメリカ経由でカナダに留学したり、カナダ経由でアメリカに留学したりする場合には、事前にこの点に気をつけて準備することが重要です。


まとめ

アメリカやカナダへの旅行者は、ビザ免除国からの渡航者であれば、ESTAやeTAを申請する必要がありますが、留学生ビザを持っている場合、これらの申請は不要です。
しかし、トランジットを利用する場合でもeTAやESTAが必要となることがあるため、旅行ルートを選ぶ際には十分に確認し、事前に準備をしておくことをお勧めします。

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