国公立大学共通テストの英語配点の比率について
皆さんこんにちは。
Cotoba PRESS編集長のTetsuyaです。
いかがお過ごしでしょうか。
今日は国公立大学共通テストの英語配点の比率について少しご紹介できたらと思います。
よろしくお願いします。
皆さんは大学入学共通テストに配点比率があることをご存知でしょうか?
とりわけ英語科目の中でリーディングとリスニングの配点比には注意が必要です。
例えば東京大学では2021年度の入試においてリーディング:リスニング= 7:3でした。
神戸大学だとリーディング:リスニング= 4:1 です。
つまり上記2つの大学を例に上げるとリーディングのスコアを重視していることがわかります。
国公立大学ではリーディングに重視されている大学が多いのかぁ・・・やだなぁ
と固定概念を持つわけです。
でも本当にそうなのかな?
興味本位の塊、僕の方で集計してみましたよ。
約130の学科(国公立大学の学科の合計)に対して、リーディングとリスニングの比率が1:1という学科は、約80学科でした。(誤差はご了承ください。)
例えば一橋大学や九州大学、兵庫教育大学や大阪教育大学、和歌山大学などなどリーディングとリスニングの配点比率が1:1となっている大学が多数あることが分かりました。
これは意外な結果です。
リスニングを重視する大学がリーディング重視の大学よりも多いわけです。
グローバルに活躍する人材を育てるといった最近の流れでは当然なのかもしれませんね。
もちろんリーディング重視の大学(学科によっても配点基準が違うので注意!)もありますよ。
余談ですが・・・
日本ではこれだけたくさん勉強したのに話すことができない(泣)英会話ができない(泣)などと悲観的な意見もよく耳にします。
でもね、実際社会に出て仕事を始めると話す機会よりもメールを書いたり書類を読んだり読み書きのスキルを求められるシチュエーションも多くあります。
なので中学生高校生はまずはしっかりとリーディング力をつけることも大切だと思いますよ。
でも程度の割合でリーディングとリスニングの配点比率が同じ大学が多いので、実際あなたが受けようとする大学がどのような配点比率になりそうなのかは、把握しておいた方がいいと思います。
僕はリスニングが得意なので、リスニングを重視してくれる大学がたくさんあるのはありがたいなと思っています。いや、受験するような年齢ではありませんが(笑)
今回は国公立大学の大学入学共通テストの英語のリーディングとリスニングの配点比率にスポットを当てて情報をご紹介しました。
もしこんなことにスポットを当てて欲しいとかご要望がありましたら受験や英検の勉強などなどお気軽にコメントに書いていただければと思います。
それではまた。
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