【韓国留学】語学堂に留学してよかった5つのこと
こんにちは、韓国・釜山に留学中のYuki. Aです。
今回は、私が韓国の語学堂に留学してよかったと思うことについて紹介していきたいと思います。
韓国留学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください^^
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韓国語の能力が上がる
「韓国語の能力が上がる」…そんなん当たり前!って感じかもしれませんが、私がこのように感じた理由を細かく説明していきたいと思います!笑
私が言う「韓国語の能力が上がる」っていうのは、「1人で韓国語を勉強するよりも確実に能力が上がる」という意味です。ここでは、大まかに2つの理由を紹介します。
効果的な語学堂の授業
まず、先生たちが準備してくださる授業が効果的である、というのが一つ目の理由です。
先生方は語学堂の学生を教えることに慣れているので、安心感や親しみを持って授業を受けることができます。また、学生たちがつまづく部分も説明してくれるため、どこに気をつけて勉強すればいいのかがわかりやすいです。
さらに、授業を受けるだけでなく、毎日宿題を出されます。土日以外は毎日あるっていうのが、なんだかんだ大変なんですが、宿題があるおかげで授業で習ったことを定着させられる気がします^^
そして何より、オール韓国語の授業なので、リスニングが鍛えられます。授業を聞くだけでも、「私はオール外国語で授業を受けたんだ…!」という満足感と自信を持つことができます。笑
語学堂のクラスメイトと先生の存在
二つ目の理由は、一緒に勉強する仲間がいることや、サポートしてくれる先生の存在があることです。
語学堂のクラスでは、連絡用にクラスのグループトークが作られるのはもちろん、先生とも個人チャットを通じて、宿題の提出・フィードバックをもらうことができます。(現在は、コロナウイルスの影響でオンライン授業になっているため、宿題もカカオトークの個人チャットを通じて提出・フィードバックをもらっています。)
身近に、フィードバックをもらえたり質問ができる相手がいるというのはとても心強いことだと感じました。日本で1人で勉強している時は、「気分が乗らない」とか「時間がない」とかで勉強時間をとることが難しい方もいると思うんですよね。(完全に私。)
また、クラスメイトや先生の存在のおかげで、学べることの幅やモチベーションが上がる感じがしています。私の場合、外国人のクラスメイトと仲良くなりたい気持ちが大きかったため、自分からクラスメイトに話しかけてみるよう努力しました。
クラスメイトとコミュニケーションを取るには、私たちの共通語である韓国語で話す必要があります。ですから、相手が韓国人でなくとも、外国人のクラスメイトに話しかけたり遊んだりするだけでも韓国語を使う機会が多くなったと感じます。
私はまだ3級クラス(中級程度)だったので、私もクラスメイトも流暢に韓国語を話せるわけではないのですが、通じないもどかしさがあるからこそ、話が通じた時のおもしろさは倍増します!笑
もちろん、クラスメイトの勉強への姿勢を見て学ぶことや刺激を受けることも多いです。
そして、先生方も手厚くサポートしてくださいます。毎日の宿題をフィードバックしてくださるだけでなく、質問があればすぐチャットで返信してくれたりもするし、作文で書いた内容について感想やコメントをくださったりもします。
そのようなクラスメイトや先生方の姿を見て、刺激を受けながら韓国語の勉強をしています^^
自然と勉強量が増える
韓国留学に来てよかったこと、2つ目は「いい成績を取ろうと思ったら、自然と勉強量が増える」ということです。
これはどういうことかと言いますと…ずばり「奨学金」です。
条件は違えど、大体の語学堂には「奨学金」があると思います。これは、成績優秀者に授与される奨学金です。私の学校でいえば全級合わせて上位10%に入れば、授業料の50%または30%の奨学金をもらう(返金してもらう)ことができます。
(詳しくはこちらから→釜慶大学入学案内)
この奨学金の獲得を目指して、いい成績を取りたい学生がたくさんいます。そのような学生は勉強を一生懸命頑張るので、自然と勉強量が増えます。多分、日本で勉強していたら、そこまで追い込んでやろう!と思うことはないでしょう。
この奨学金は、なかなか狭き門なのですが、聞くところによると毎学期ごとに日本人が多く奨学金をもらってるらしいです。日本人の学生は真面目だし、日本語と韓国語が似ていて勉強しやすいということもあり、日本人学生には奨学金を狙っていい成績を取れるよう勉強する学生が多いです。
私も、奨学金へのかすかな希望を持って一生懸命勉強しました!笑
多分オンライン授業になってからだと思うのですが、「中間テスト」と「期末テスト」の大きな2つのテストのほかに、小テストが3回実施されました。そのため、ほぼ2週間に1回テストがある状態でした。笑
大きな中間・期末テストだろうが、小テストだろうが、テストの規模は関係なく2~3日前からはやらなければいけないタスクに追われて、必死に勉強します。
私は散歩したり、ご飯を食べたり、休憩をしつつ、集中力を保って頑張っていました…。平日だったら授業後に3~4時間、休日だったら6時間は勉強した日もあるかなって感じです。
多分、私は勉強量が多い方ではありませんが、それでも日本で大学生をしている時と比べたら、めっちゃ勉強してる!!!!!ということで、オンライン授業の影響もあるかもしれませんが、語学堂で勉強をすれば、1人で勉強するより確実に勉強量が増えます。笑
私のテスト結果についてはまだどうなったかはわかりませんが、たくさん勉強したぶん身についたことも多いかなと感じます。勉強しなければならない時期は本当にしんどいのですが、ふとした瞬間に習った文法や単語が出てくるとすぐわかるし、習ったことを会話中にパッと出すことができると、頑張った甲斐があるなぁと感じます。
韓国での生活をエンジョイできる
韓国で勉強することの醍醐味はやっぱりこれですよね。
勉強に行き詰まったら、外に出て韓国の街を散歩。日本とは全然違う景色が広がっているので、ちょこっと散歩に出るだけでも気分転換になったり楽しい気分になります。
私が通っている釜慶大学は、割と大きい学校なので、キャンパス内を歩くだけでも運動になります。写真のようなオブジェがあったり、春は「ピンクキャンパス」と言われる桜の名所だったり、学校の近くには飲食店やカフェがたくさんあり、すーごく暮らしやすいです^^
また、時間がある時には観光地に遊びに行くことも多いです。特に、釜慶大学は日本人にも人気の観光地・広安里に近いです。学校から海沿いを歩いて30~40ほどで行けるので、運動するのにちょうどいい距離です。
また私は、何かを買いに行く時にお店の人に話しかけてみることを意識しています。
例えば、「おすすめの商品を教えて欲しい」とか「どれが似合いますか」とか、そんな小さなことでも、会話が通じた時には満足感を感じることができますし、自分の実力を試せるのでおすすめです^^
こんなことができるのも、韓国に住んでるからこそですよね。日本で勉強していては得られないものがたくさんあります!
韓国にいながらも「世界」を感じることができる
先ほども少し話題に出しましたが、語学堂のクラスメイトにはいろいろな国籍の人がいます。若い人だけかといえばそうではないし、バックグラウンドも様々です。
特に、私が通っている釜慶大学は、語学堂の国際色が豊かだと言われて様々な国の人たちと関わることができます。
ここでは、私が「世界」を感じたのはどんな瞬間なのか、具体的なエピソードについて一部を紹介したいと思います。
英語で自分を表現できることの重要性
一つ目は、英語に関するトピックです。私は2つの出来事を通して、英語で自分の言いたいことを表現できる能力の重要性を感じました。…韓国にいながらも、英語を使う機会は意外にあります。(語学堂にいるからっていうのはあるかもしれないけど。)
まず、韓国に来てから、英語のネイティブスピーカーの話すテンポについていけないことを思い知りました。クラスメイトになった、アメリカ人の子と話す機会が多いのですが、話すスピードの速さに圧倒されまくり。笑
それでも、彼女が話すスピードはネイティブの中では普通の速度だと思います。私がネイティブスピーカーの速度に慣れていなかったわけです。
韓国に来る前から英語をあまり勉強してなかったということもありますし、英語を勉強していた時でもドラマやインタビューといった実践的な素材を使って勉強をしていなかったことが仇となりました。
英語圏のニュースは聞き流すようにしていましたが、実際の会話はそれより早いです。やっぱり実践的な英語を勉強したいのであれば、ドラマやインタビューを使うのが良さそうです。
そんな私も、クラスメイトの話すスピードに圧倒されているとはいえ、なんとか聞き取ることはできるんです。何がいちばんの問題かというと、相手と同じスピードでレスポンスすることができない、ということです。聞き取れても、喋るのに慣れてないから言葉が出てくるのが遅いし、簡単な返ししかできず歯痒い思いをしています。
ここで気づいたのは、意外によく使う基本的な単語やフレーズが出てこないということです。また、言い換え表現の幅が狭いことで、同じ表現を何度も使ったくどい表現ばかりしてしまうと感じます。
正直、学校で習った表現だけでは、英語でスムーズな会話をするのは不可能だと思います。これは、ネイティブと話す時だろうがノンネイティブと話す時であろうが同じです。
そんな歯痒い思いを解決するためには、日常生活のふとした瞬間に「これは英語でなんていうんだろう?」っていうふうに考えて調べる癖をつけると、もっと自分が言いたいことを相手に伝えることができると思いました。
もう一つの出来事は、日本人と中国人でインド人のトラブルを解決しようとした話です。
これは、すごく個人的なエピソードではありますが、外国人とコミュニケーションを取る上で大事な気づきがありました。
私が中国人の友人のアルバイト先に遊びに行っていた時の話です。友人のアルバイト先は小さな携帯ショップで、その時友人が1人で店番をしていました。普段はお客さんがほぼ来ないので、2人で喋っていたのですが…珍しくお客さんがやってきました。
お客さんはインド人の方のようで、スマホに関するトラブルがあってやってきたそうです。中国人の友人に対して、どんなトラブルがあったのか状況を説明していたのですが、友人がよく理解できない部分もあり、私も一緒に手伝うことにしました。
中国人の友人も、私も、少しは英語が話せます。強いていうなら、中国人の友人はスピーキングが強くて、私はリスニングが強いという感じでした。(ちなみに私と中国人の友人は、韓国語と英語を使って会話している。)
そこで、私・中国人の友人・インド人のお客さんの3人で、英語を使ってコミュニケーションをしながら解決策を考えていきました。
私はスピーキングが得意ではないので、思ったことをパッと言える方ではないけど、ちょこちょこ「こうした?」「ああした?」って質問してみたりもしました。中国人の友人が聞き取れない部分があれば、私が韓国語で通訳したりもしました。
一方、中国人の友人は多少ボキャブラリーがなくとも、ガンガン話しかけていきます。それでも、それなりに通じるので、話は展開していきました。正直、そのお客さんのトラブルが前代未聞で、お客さんの言ってることに筋が通ってない部分もあり、非常に苦労しましたがなんとか解決。
この場面を通じて、この中国人の友人のように、「完璧でなくても言いたいことを伝えようとする姿勢」、そしてそれを「条件反射のようにして素早くレスポンスできる能力」の大切さを感じました。
また、インド人のお客さんの訛った英語を聞き取るのがなかなか大変でした。私が高校生の時までは、「アメリカやイギリスの英語がお手本だ!」と思っていましたが、そのような考えを持っていてはダメだと改めて感じます。
何しろ現在は、世界においてネイティブスピーカーが話す英語よりも、ノンネイティブスピーカーが話す英語が圧倒的に多いと言われていますから、「いろいろな国の人とコミュニケーションを取るための英語」という認識を持つことが大事だと思います。
これからは、なんとなく英語を勉強するのではなく、「世界の人とコミュニケーションを取れるような英語」、または「世界で通用する英語」を目指して、実践的な勉強をしていきたいと思いました。
マルチリンガルの存在
語学堂で生活をしていれば、多言語を話せる人と出会う機会があると思います。なぜなら、外国語学習が趣味で、その一環で韓国語を学びに来てる人もいるはずだからです。
そのような人たちが多くいるかはわからないのですが、私の周りには多言語話者が数人います。しかも、どの言語もそこそこ喋れるっていう…。
特に、私が驚いたのはフランス人のクラスメイトの英語力です。フランス語と英語は共通点が多いとも聞きましたが、それでもネイティブスピーカーと同じテンポで会話できているということに驚きでした。(もちろん人によるとは思いますが。)
そのフランス人のクラスメイトは日本語も話せるし、韓国語も勉強してるし、フランス語は母語だし…って感じで、4ヶ国語も話せるんですよね…いやぁ、すごい。
そういう人を見るたびに「世界にはいろんな人がいるなぁ」と刺激をもらうので、私もマルチリンガル目指して頑張ってみよう!と思えます。
【番外編】中国語を勉強したくなる
他の語学堂でもそうだと思うのですが、中国人学生の数がどの国の学生よりも圧倒的に多いです。私は寄宿舎に住んでいますが、寄宿舎に滞在している中国人も多いので、中国語を聞かない日がないというほど。笑
しかし、韓国の語学堂や大学に中国人が多い理由は、単純ではないようです。
「韓国で留学したい」という自分の意思できた人ももちろんいますが、「親に言われて」「恋人を追って」など、様々な理由で韓国へ来た人がいます。中国国内の受験競争の影響もあるでしょう。
中には、「本当は日本に行きたかったけど、親に言われて韓国へ来た」なんて人もいます。(中国人が日本で留学するための条件は、意外に厳しいらしいです。)
そんなこんなで、やろうと思えば中国語漬けの環境を作れちゃうような環境だったりします。笑
私はもともと大学の第2外国語で中国語を勉強していたというのもあって、中国語を聞く機会が多いこの環境に来てから、中国語を勉強したい気持ちが増しました。笑
ちょうど縁があって言語交換の相手も見つけることができ、1週間に1回程度、日本語と中国語の言語交換をしています。
中国語はやはり難しくて、いまだに発音がうまくできません。それでも、周りに中国人が多いことで中国語に対するモチベーションがあがり、リスニングが少し良くなった気がしています。
韓国留学は、韓国語も中国語も勉強したい人にとって非常にいい環境じゃないかと思います!笑
終わりに
今回は、「韓国の語学堂に留学してよかったと思うこと」について、5つ紹介しました。
- 韓国語の能力が上がる
- 自然と勉強量が増える
- 韓国での生活をエンジョイできる
- 韓国にいながらも「世界」を感じることができる
- 中国語を勉強したくなる
以上の5つでしたが、何か魅力的なものはありましたか?
少しでも韓国留学を考えている人の助けになったら幸いです^^
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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