
英語日記を習慣化して、毎日英語とつながる方法
英語日記はなぜ効果的?
「思考と言語の距離」を縮めるトレーニング
英語日記は、英語学習者が「自分の頭の中のことを、英語で表現する」ためのとても良いトレーニングです。
これはつまり、思考(考え)と英語(言語)との距離を縮める練習になります。
「今日は何をした?」「何を感じた?」という身近な話題について英語で書くことで、自分の言いたいことを英語で表現する力が少しずつ鍛えられていきます。
文法と語彙の定着を同時に狙える
日記を書くと、「あれ、この単語どう書くんだっけ?」「この文法あってるかな?」という場面に必ず出会います。
これが大事な学びのチャンスです。
必要に応じて辞書や文法書で調べることで、語彙も文法も“自分ごと”として定着しやすくなります。
インプット(読む・聞く)中心の学習に、アウトプット(書く)を加えることで、英語の総合力がグッと伸びます。

続けられる英語日記のコツ
毎日のテンプレを用意する
「今日は何を書こう…」と迷ってしまうと、続けるのが難しくなります。
そこでおすすめなのが、毎日のテンプレート(日記の型)を決めておくことです。
たとえば:
- Today’s date: April 19th, 2025
- Weather: Sunny
- Mood: Tired but happy
- What I did today: I studied at the library and had lunch with my friend.
- One new word I learned: “productive” – It means doing a lot in a good way.
このように「いつも同じ構成」で書くと、ハードルが下がって継続しやすくなります。
日本語で下書き→英語に変換する方法
初めは英語だけで日記を書くのが難しい場合、日本語でざっくり下書きをしてから英語に訳すのもおすすめです。
これなら書きたいことが明確になるので、「英語にしようとして筆が止まる」状態を防げます。
例えば:
- 日本語下書き:「今日は新しいカフェに行って、ラテを飲んだ。雰囲気がとてもよかった。」
- 英語日記:I went to a new café today and had a latte. The atmosphere was really nice.
慣れてきたら、少しずつ日本語なしでも書けるようになります。

英語日記の活用方法いろいろ
書いた日記を友達と交換する
自分の書いた日記を、友達と見せ合ったり、英語学習仲間と交換するのもおすすめです。
「人に読まれるかも」と思うと自然と丁寧に書くようになり、モチベーション維持にも効果的です。
また、他の人の英語日記を見ると「こんな表現があるのか」「この言い方、わかりやすいな」と学びのヒントもたくさん得られます。
神戸市外大のライティングサポートを活用
神戸市外国語大学には、ライティング支援を行う制度やサービスがあります。
英語の授業で書いた文章に対して、ネイティブや上級者のアドバイスがもらえるチャンスもあります。英語日記をライティングサポートで見てもらったり、授業内で取り上げられたトピックについて書いてみたりと、大学のリソースを活用することで、日記がより実践的な学習ツールになります。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。