台湾でアート×社会貢献プロジェクトを立ち上げる
台湾でアート×社会貢献プロジェクトを立ち上げるまでの経緯
こんにちは、台湾でクリエーター作家として活動をしているJasmine.Hです。
トップ写真は2019年ネパールのスラム街にある小学校で撮ったものです。
現在、台湾でアート×社会貢献プログラムを立ち上げているところですが、今回はこのように至った経緯について、紹介させていただきたいと思います。
私は数年前に、世界で困っている子どもたちの為に、個人的にチャリティー団体に寄付を始めましたが、自分の寄付金が本当に必要としている子ども達に渡っているのかという疑問から、この方法での支援は辞めました。
別の支援方法を模索している中、当時会社員であった私は、仕事の合間を見てネパールへ旅行に行きました。
出会い〔ご縁〕から生まれたアート×社会貢献プロジェクト
ご縁というのは、不思議なものです。
ヒマラヤ山脈の麓にあるポカラという町で朝食を取っていると、ヨーロッパを拠点とするチャリティー団体の方と出会いました。
彼は、所属するチャリティー団体から養子となった子ども達の支援をする代わりに、現地で養子を受け入れている学校や施設が適切な状態であるか監査する担当しておりました。
そしてこの日は、養子となった子ども達が通う学校を視察する予定だと聞いたので、私はもし可能なら連れて行って欲しいとお願いをしました。
お昼にはカトマンズに戻る飛行機をブッキングしていたので、チャリティーの方と朝食を取った後、急いで学校に直行しました。
学校はスラム街の端にあり、周辺には木や鉄の廃物から出来たお家が並んでおりました。スラム街は場所によっては悪臭が漂い、タクシーの窓も閉めざるを得ない程度でした。
旅行客として海外でスラム街に行くのはリスクが多い為、これまで足を踏み入れたことがなかったのですが、今回間近で見て、同じ人間でありながら生まれた地が違うだけでこのような生活を強いられている人々がいることに、言葉を失いました。
一方、学校に到着すると、子ども達は過酷な生活を送っている気配も感じさせず、明るく迎え入れてくれ、習ったばかりの英語で話かけてきました。皆んな目がキラキラしていたのがすごく印象的でした。
周りを見渡すと、高学年の子ども達が少なかった為、校長先生に理由を聞くと「経済的な事情で学校を辞めてしまう子が多い」とのことでした。
また、この学校の子ども達は付近のスラム街出身が多く、鉛筆ですら買えない子が多いという事も知りました。
私は一人の男の子に声をかけました。
「将来は何になりたいの?」
彼は、こう答えました。
「金持ちになって、家族を助けてあげたい。」
まだ、7、8歳くらいの子どもがここまで人のことを思いやる気持ちがあることに心打たれました。
そしてこのとき、「私はこの子のような夢を持つ子ども達の為に手伝う」と決心しました。
「心と心をつなぐ」アート×社会貢献プロジェクトを台湾から
ポカラの学校訪問から1年半過ぎ、私は自国から離れた台湾で「心と心をつなげる」というテーマで社会貢献プロジェクトを立ち上げようとしています。
言語の壁もあって、計画がスムーズにいかない事もありますが、
ここ最近は国内外で賛同してくれる方も多く、サポートが増えました。
とても心が温かくなります。これからもこのプロジェクトでもっと世界の人々と心を繋げていきたいです。
次回の記事は、プロジェクトの内容や進捗について触れていきたいと思います。
もし、「心繋げたい!」という想いにご賛同頂けたら、記事をシェアをお願いします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日も愛に満ちた日となりますように!
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