みなさん、こんにちは。
ことばのちからイングリッシュスクールのスクール長のミッキーです。
簡単に自己紹介をします。
僕は、教員免許は小学校全科、中学英語、高校英語、高校商業と複数所持しています。県立高校では6年間、英語と商業の指導をさせていただきました。
今はイングリッシュスクールのスクール長で、生徒のみなさんと楽しく英語を指導しています。
さて、英語人気が高まる昨今、お子様をどうしても早いうちに英検に合格させたい親御様が非常に多いと感じるようになってきました。
そこで、前回は、英検5級についてまとめてみました。
詳しくは下のページをご覧ください。
英検４級のレベルってどのくらい？
レベルの目安は「中学中級程度」と言われています。「簡単な英語を理解し、表現できること」が求められます。
英検4級からは身近なことを題材とした読解問題が加わります。
でもそんなに心配しなくても大丈夫ですよ。
幼児さんでも小学生でも頑張り次第で英検5級と同じように合格できます。
英検5級の解説でも書きました。その幼児さん、小学生が中学生２年生くらいの学力・知識量があるのか？と言われれば、そんなことはないです。
英語の力が「中学中級程度」あるという意味になります。
なので、レベルの目安は、あくまで目安で知っておく程度でよいでしょう(笑)
今の時代、みなさん英語教育に小さいうちから力を入れ始めています。
時代が進めば、この目安の表現方法は変わってくるかもしれませんね。
僕が英検4級を勝手にまとめると・・・
と言うことになります。
しっかりと基礎力を付けた上で4級を合格したいですね。
なんとなく受かってしまった場合は、この後に続く3級への合格計画に大きな差が出てくるでしょう。
英検４級に合格するには？
英検5級の解説でも述べましたが、英語を学び始めた初学者は、「正しいこと」を「コツコツ」と勉強することが大切です！
回り道せず、最短ルート・最短時間で英語を学びましょう。
さて、英語を勉強している理由が、バイリンガルのように英語をペラペラ話すことを求められている方も少なからずいると思います。
こんなに勉強してきたのに、英語が全く話せない・・・と落ち込まないでくださいね。
（いきなり英語がペラペラに話せる理想をいだいて勉強し始めなくても大丈夫ですよ。英会話の○○のようなＴＶのＣＭのイメージを全て鵜呑みにしないほうがいいかもしれません。）
当然と言えば当然です。英検4級と5級ではスピーキングのテストが必須ではないため、話すことの能力は求められていません。
だから焦らなくても大丈夫です！
まだまだ勉強は、始まったばかりですからね。心配しなくても大丈夫です。
英検4級がしっかり受かるレベルまでくれば、なんとなく英語というものを理解し始めます。
そして生まれたてのヒヨコちゃんのように、恐る恐るですが、英語を話せるようになってきます。
だから、この時期は、テキスト、ペン、ノートを基本にコツコツ練習していきましょうね。
しっかりと間違いを正してもらう、つまりフィードバックをかけてくれる人が身近にいることがベストです。
お仕事柄、インターナショナルスクール生、中学、高校の私立の進学校の生徒と毎週のように接しています。
そのことについては、英検5級の解説で書いています。
日本の環境で英検４級に合格するには？
日本の環境にいれば、日本の環境の中でいかに効率的に英語を学習するか
がキーポイントとなるでしょう。
このことは英検5級の解説でも伝えました。
だから、「正しいこと」を「コツコツ」と勉強することをおススメします。
語学学習の基本は、読み書きの識字能力から始まります。
インターナショナルスクールの生徒だって、読み書きを必ずしています。
血と汗と努力の結晶といっても過言ではありません。
あなた（お子様）にもきっとその素質は備わっていると思います。
みなさんは、絶対に英検4級に合格できます！
頑張っていきましょうね。
英検４級はいつ受験できるの？
英検４級は年に３回実施されます。
大きく分けると、６月、１０月、１月です。
その年によって、月をまたぐことはありますが、だいたいこんな感じです。
参考にしてください。
英検４級の出題内容と試験時間はどのくらい？
英検４級は１次試験のみで合否判定が行われます。
任意になりますが、スピーキングテストも受験は可能です。
１次試験は・・・
- 筆記テストが約３５分
- リスニングテストが約３０分
筆記テストは・・・
- マークシート方式
- 問題は３５問
リスニングテスト・・・
- マークシート方式
- スピーカーから流れる問題と冊子を見合わせて答えを選ぶ
- 問題は３０問
スピーキングテスト・・・
- 任意で受けることが可能
- コンピュータを使って家で受験
- 短い文章とイラストが書かれた「問題カード」を見ながら、文章を音読した後に質問にも答える
- スピーキングテストは１年間の有効期間内にいつでも１回受験できる
- 合否とは関係ないので安心してください！お試し感覚です。
英検４級の受験会場はどこですか？
英検４級の試験会場は残念ながら選べません。
ある程度は登録した住所の近くにはなりますが、運が良ければ徒歩圏内の近くの高校で、運が悪ければ電車を乗りついで遠くの試験会場まで行くこともしばしば。
受験票が届いたときに「やったー！家から近くだぁ！！」「がっかり。遠くだぁ・・」となるわけですね。
近くの会場になることをお祈りいたします(笑)
英検４級の申込方法を教えて！（おススメの申込方法は？）
申込方法は、「英検の特約書店」、「インターネット」、「コンビニ」から申し込みができます。
おススメは・・・
- 「インターネット」申込
- 理由：書店受付よりも申込期限が少し長く設定されています。
- 合否結果をスマホやパソコンで見られるのも便利です。
英検４級の検定料はどのくらい？
試験結果と合格証書はいつ届く？
英検協会の公式サイトだと郵送で成績表が届くよりも先に結果を知ることができます。
英検協会のウェブサイトでは解答速報と合否結果を見ることができます。
１次試験に合格した受験者は郵送で合格証書を手に入れることができます。
１次試験の解答速報は、英検のウェブサイトで一次試験の翌日から公開されます。
１次試験の合否結果は、一次試験の２週間後前後くらいです。
英検４級を持っていると役に立つこと【ベスト３】
①小さな目標を設定してスモールステップが踏める
英語を使いこなせるようになるのは、英検で言えば準１級の能力くらいからです。
そこまでは、長い道のりになります。
だから届きそうで届かない小さなステップを踏みましょう。
英検はスモールステップを踏むことが可能ですね！
英検５級、英検４級、英検３級と小さなステップを無理なく踏んで英語の力を上げていきましょう。
②学習の成果が確認できる
２０２０年からは英語が小学校で本格的に始まっています。
英検の合格証（スコア）は、日頃の学習が正しくできているかを確認することができます。
合格すればすぐに次の目標に進みましょう。
小学生、中学生の生活というのは長いようで、とっても短いものです。
これは、幼児から小学生、中学生と成長していく生徒をみている時につくづく感じます。
短い期間の中で効率よく英語の学習を進めることがキーポイントになります。
③公的な証明として英語力を証明できる
英検の合格証書は、英語の力を証明するためのものです。
最近では、私立の中学受験で英検５級があれば○○点加点、英検４級があれば☆☆点加点するといった学校も増えてきました。
そのことに気づいている親御様は小学校に入る前から準備を始めています。
この記事を読まれている方は英語教育についてとても熱心なのだと思います。
そのことに早く気づきはじるきっかけ作りをこの記事でお伝えできれば幸いです。
ワンポイントアドバイス
中学受験の年度に慌てて英語を勉強し始めることは避けた方が賢明です。
英語以外にも中学受験で必要な教科を勉強しなくてはいけませんからね。
英検は、中学受験でも有利に働ので、必ず合格しておきたい検定のうちの一つです。
もし、子どもさんが中学受験を目指すというのであれば、数年前から余裕をも持って英検の準備をしていきましょう。
子どもが英検４級に合格したら
英検5級と同じように、小学生、中学生のお子様にとっては、英検４級の合格証書は、彼らの今後の人生において、きっと自信になるものだと思います。
合格証書を手に入れることができた時には、ご家族そろって最大級に褒めてあげましょう！
誉め言葉は、プライスレスですが、子どものモチベーションを一気に引き上げることができます。
将来の自信につながりますよ。
英検4級は、決して手の届かない検定試験ではありません。
正しいことを、正しい手順で進めていきましょう。
みなさんの英語ライフが素敵なものになりますように！
それではまた！
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