人生をもっと楽しく!幸せに生きるための3つのヒント!
こんにちは、Yuki. Aです(^^♪
緊急事態宣言の延期が発表された中、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?
筆者は最近、アメリカ・イェール大学の「The Science of Well-Being」というオンライン講義を受けています。(英語の勉強も兼ねて…)
かんたんに言えば、『「幸せ」とは何か。そして何をしたら幸せになれるのか。』について考えるといった内容です。
とても興味深かったので、筆者なりにわかりやすくまとめて、シェアしたいと思います(^-^)
(実はこの講義、だれでも無料で受けることができます!そのことについては、以前の記事で詳しく書いているので、ぜひご覧ください。)
今回は、幸せに生きるための「3つのヒント」を紹介します。
この記事を読んで、あなたの人生をもっと楽しいものにパワーアップさせましょう!
幸せへの道①:経験に投資すべし!
幸せ、わくわく、うれしい気分を味わいたいなら、お金や時間を「経験」に費やしましょう!
もし皆さんが「毎日つまらない」「退屈だ」と思っているなら、その原因は「Hedonic Adaptation」です。
Hedonicは「快楽」、Adaptationは「(新しい環境などへの)適応」を表す言葉です。
つまり、はじめは「うれしい」「たのしい」「幸せだ」と思うことも、時がたってその状況に慣れてしまうと何とも感じなくなってしまうのがHedonic Adaptationです。
ですから、これを防げたら、より新鮮で刺激のある毎日を送ることができるのです。
Hedonic Adaptationを減らすことができるアクションは次の3つです。
- 「物質<経験」主義
- 過去の幸せな経験を振り返る
- 経験に種類・変化を持たせる
「物質<経験」主義
「もの」は残り続けます。だからそれがずっと存在している状況に慣れてしまい、幸せを感じられなくなる傾向にあります。
例えば、高級車・豪邸・ブランド品などは、時がたてば他の製品とは差異のない「平凡なもの」になってしまいます。
ものを買う前は、ものを買うことに対してハッピーな気持ちになることもありますが、買った後のハッピー度は、実はそんなに高くありません。
ものを買うとハッピーだと思う気持ちは錯覚であり、そのことに人間は気づけていないそうです。(もちろん、生活に最低限必要なものをそろえることは不可欠です!笑)
つまり、ぜいたく品を買いすぎることは、幸せにつながらないということですね。
それに対し、「経験」はその瞬間に味わうことしかできません。
一過性のイベントだからこそ、それぞれの経験に対して新鮮な感情を抱くことができるのです。
また、「ものを買った後のハッピー度」より、「何か経験をした後のハッピー度」のほうが高いという研究データもあります。
過去の幸せな経験を振り返る
過去の幸せな体験を思い出してふりかえることにより、感謝の気持ちが生まれポジティブな感情を高めると言われています(Savoring)。
具体的に言えば、当時のできごとの細部まで思い出し、ビデオテープを再生するような感じでふりかえったり、紙に書きだしていくのも効果的だそうです。
いくら幸せなこととはいえ、過去のことばかりに思いを巡らせることは、未練がましいことじゃないかと思っていましたが、いいことだったんですね!(笑)
また逆に、「違う選択をしていたら、どうなっていただろうか」を考える方法もあります。
例えば、「もし今のパートナーに出会わない人生だったら…」のように、よくないことを想像したり(Negative Visualization)、
不合格となった第一志望の大学を訪れてみたら、建物が古くてきたなかったので今のほうがいっか、と思えなおせたり、
このようにして今の幸せをあらためて感じることができます。
経験に種類・変化を持たせる
「経験」が価値あるものであるとはいえ、ずっと同じことばかりしていてはHedonic Adaptationが訪れ、新鮮味がなくなってしまいます。
ですから、何かを経験する際にも、さまざまなジャンルのものに挑戦しよう!と心がけることが重要です。
また、何かを経験している最中には「変化」を持たせることが大切です。
例えば、おもしろいテレビ番組をみている最中にCMがはいったら、イラっとしちゃいますよね?だけど実際はこのCMがあるからこそ、続きがみたい!とワクワクするし、飽きずに見つづけることができるんです。
ちなみに、この戦略を逆手にとることもできます。
例えば筆者の場合、無性に「じゃがりこ」を食べたくなる時期がありました(笑)
お菓子にお金をかけたくなかった筆者は、ガマンしようかとも思ったのですが…それでは欲が満たされずストレスになってしまいます。
ですから、結局欲に従ってじゃがりこを買い、3日連続で食べました(笑)
すると、その後「じゃがりこ欲」はピタッとおさまりました。
連続で食べ続けたため、Hedonic Adaptationがやってきたわけです(笑)
なにかやめたい習慣があるなら、無理してガマンせず、欲に従ってみるのも一つの方法かもしれないですね!(^^)
幸せへの道②:比較することをやめるべし!
私たちは意識的であれ無意識であれ、他人との比較を常にしてしまいます。(Social Comparison)
仕事のできる人をみれば、「自分はあんな風に仕事ができない」と落ち込み、
モデルをみれば、「自分もあんな容姿に生まれたかった」と悲しくなります。
他人と比較することによって、自分が努力できるようになる場合もありますが、比較することは幸せをもたらしません。
比較の「基準」というのが、あいまいだからです。
例えば、モデルの容姿をうらやましがる場合について考えてみましょう。
顔がかわいくて、肌が美しく、体型もスリムなモデルを見て、私たちは「なんで自分とあのモデルは全然ちがうのだろう…」と思ってしまいます。
しかし、モデルの肌が美しく、体型を保てているのは、適切なケア方法を知っているからかもしれません。そしてそれは優秀なアドバイザーが周囲にいるのかもしれません。そうなると、もはや環境が要因です。
もしくは、生まれつき肌質が良く、太りにくい体質かもしれない。そうなると、全く打つ手はありません。
だから、そもそも比較対象にならないのです。
最も身近な例を挙げると、SNS(ツイッター・インスタグラム等)の利用が私たちを無意識のうちに幸せから遠ざけているそう。
可能であれば、きっぱりやめてしまうのが一番ですが、それも難しいですよね( ;∀;)
そんな時は、人間には「無意識に他人と比較してしまう」という性質があることを意識しながらSNSを利用することも効果があるようです。
他人との比較を防ぐために、会話中に意識すべきこと
これは、先ほどお話しした「『物質<経験』主義」とも関係します。
「もの」について他人と会話するより、「自身の経験」について会話するほうが、聞き手の満足感が高い傾向にあるそうです。
というのも、「経験」というものは比較しにくい要素であるからです。
確かに、何人かの女子と話してるときに、
「それどこのコスメー?」
「○○のだよ!」
「へ~やっぱ○○のコスメはかわいい!私も買お~」
といった、特定のものに関する話をされても、そういうのに疎い人にとってはおもしろくないし、話についていけないことへの劣等感を感じてしまいます。(完全に筆者w)
逆に、相手の経験談をきいたときは、すごく刺激を得た気持ちになれます。
そして、この気持ちが満足感や幸福感へとつながっていくのです。
幸せへの道③:「幸せを呼び寄せる考え方」を身につけるべし!
「経験に投資する」「比較をやめる」以外にも、「考え方」が幸せになるためのカギを握ります。
幸福感を「高める考え方」と「低める考え方」
「幸せな経験についてふりかえる行動(Savoring)」が幸福感を高めるとお話ししたのを覚えているでしょうか?
このSavoringの効果を高めるためには、以下のような考え方・行動をするといいそうです。
- 自分がどれだけ幸せな人間か考える
- 笑う
- 自分に対して、自分が誇りであることを伝える
- なにか経験したときのポジティブな感情を他人に伝える
逆に、Savoringの効果を低めてしまう考え方・行動が以下のようなものです。
- 常に将来のことを考える
- 自己肯定感の低さ(例えば、こんないいことは自分には値しないと思うこと)
- 過去の出来事に対し、どうやったらもっとよくなったかを考えること
- 永遠は存在しない、と言い聞かせること
- 物事に対し、思っていたよりもよくない、と考えること
筆者は圧倒的にSavoringの効果を低めてしまう考え方をしていました(◎_◎;)
以上のように、ポジティブな感情を意識しながら、幸せな思い出についてふりかえり浸ることが、幸福感を最大限にアップさせてくれるんですね(^^♪
感謝の気持ちを伝えよう
また、「感謝」の気持ちを持つと、幸福度が高まります。
そこで「Gratitude Visit」を行うのが良いとされています。
「Gratitude Visit」というのは、他人に対して感謝の気持ちをつづったお手紙をかいてその人のもとへ訪れるというもの。「Gratitude Visit」をうけた人はもちろん幸せな気分になりますが、手紙をかいた人も幸福感を得られるそうです(^^♪
なんだか心あたたまるアクティビティだと思いませんか?
機会をつくって、ぜひやってみましょう(^^♪
まとめ~幸せに生きるための3つのヒント~
幸せに生きるためのヒントは、簡単に言えば…
「経験に投資する」
「比較することをやめる」
「ポジティブな考え方を身につけ、幸せな過去の経験をふりかえる」
の3つということですね!
「The Science of Well-being」の講義中では、以上のような主張に対し、実験や研究をもとにしたデータがたくさん提示されています。
興味がある方は、ぜひご自身でチェックしてみてくださいね(^^♪
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