英検1級不合格体験記①【リーディング編】
みなさんこんにちは、Yuki.Aです。
実は、私は今年1月に英検1級に初挑戦してきました。
結果は一次試験で「不合格」。(ちなみに英検バンドは-1。泣)
今回は、この結果を受け、不合格になった原因を考えていきたいと思います。
これから英検1級を受けようと考えている方の参考になれば幸いです。
まずはリーディング編☆
>>英検1級不合格体験記②【リスニング編】も合わせてお読みください。
英検1級不合格体験記〈リーディング編〉
①準1級までとはちがい、時間が足りないと感じた
準1級までの英検を受けて、「ヤバい!時間足りない!!」と感じることってあまりないと思うんです。
しかし1級の演習に入ると、ゆっくり解いていては時間が全く足りないことを悟り…
早読みはもちろんのこと、どの問題から解くか作戦を立て、本番通り100分でリーディングを解ききり、見直しの時間を少しでもつくることを意識した過去問通し練習を10回は行いました。
その成果か、時間内に終わらせられるようにはなりましたが・・・それでも余裕をもてる状況ではありませんでした。
②文章の内容が非常に難しい
上にある通り、作戦を立てたうえで10回以上の過去問通し練習を行いましたが、正答率(大問2,3)に関しては、一回解き方を変えてみてから少しあがったものの、それ以降はあまり変わらなかった印象です。笑
このように、過去問で対策するだけでは限界があることがわかります。
文章中の単語の知識を持っているかどうかはもちろん、当たり前だとツッコまれるかもしれませんが、出題分野の知識を持っていれば非常に有利になるとつくづく感じました。
例えば、2019年第3回で出題された長文は
- An Ancient Work Force(歴史)
- Language Diversity(言語)
- Chile Under Pinochet(歴史、チリに関して。)
- The Positive Side of Psychopaths(社会、サイコパスについて。)
- CRISPR Gene Editing(科学、遺伝子に関して。)
で、特にCRISPR Gene Editingはゴリゴリの理系話すぎてよく理解できなかったです。すごく細かいところまで書かれていたと思います。
また、Chile Under Pinochetのように、学校では習わないレベルの歴史上の人物を出してくるので、なかなかしんどいです。笑
ちなみに筆者の体験談として、過去問を解いててハンナ・アーレントの話が出てきたことがありましたが、学校で習って多少の知識があったため解きやすかったことを覚えています。
ですから、
- 十分な単語(+文法)の知識があるか
- 詳しく書かれている内容にどれだけ対応できるか →少しでも知識を持つ
ということが長文突破のポイントであり、これらを補える教材を過去問+αで使っていく必要があると思います。
これをカバーできるのは、やはりTIMES誌などになりますかね…
ちなみに筆者は、過去問+αでCNN English Expressを使用してリスニングからシャドーイングまでやりましたが、長文対策としては分量が少なく不十分だったようです。
③語彙問題は手ごたえあり!?正答率8割のコツ
今回不合格だった筆者ですが、語彙問題では21/25でした(ドヤ)
私が思うのは、
「パス単を8割程度暗記できれば、正答率8割は目指せるのではないか?」
ということです。
パス単ってあくまで参考書なので、本番の単語すべてがそこから出るというわけではないですよね。
だからはじめはあんまり期待してなかったんですが・・・
頑張って8割ほど覚えたら、選択肢すべての単語はわからなくても、消去法を使いつつ割と正確に絞り込めるようになったんです。
実は筆者は、試験の1週間前までパス単の単語3割も覚えてませんでした(笑)
なので、直前の1週間で毎日できるだけ全ページカバーするようにして、詰め込みました。(できなかった日もありますけどね…)
それでもここまでとれるようになるというのは、自分でも驚きでした。
最後に
筆者の英検1級不合格体験記〈リーディング編〉、どうだったでしょうか?
日々の勉強、それも幅広い分野の専門的な長文への慣れが必要であることを痛感させられました!
それでは、次回の〈リスニング編〉でまたお会いしましょう!
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